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日本にあるだろうか

 前回の記事が3月8日。それから一か月たちました。その間も結構アクセスがあります。アクセスがあるとかえってプレッシャーがあって、あまり書けなくなってしまう。それは今書いている原稿も同じこと。ほぼ梗概は書き終えたけど、内容に納得できない。このまま締め切りまで時が流れてしまうのかと不安です。
 実は時間はあるし、健康上の問題は何もありません。本も読めているし、メモも取れています。しかし、発表予定原稿に追われて、精神的になかなかブログにまでは手が伸びないというのが現状です。ということなので、今日はメモを見返しながら、3月に書くのを予定していた文章を簡単に書きます。それは、クリストファー・ロイドの『137億年の物語』に書かれていることについてです。ビッグヒストリー関連の翻訳が次々と出ていますが、試論的な議論の提示を面白く読めるのはやはりハラリの『サピエンス全史』。とはいえ、これを高校生が読みこなすのはかなり難しいかもしれません。しかし、ロイドの本は高校生でも読める。能力があれば中学生でも可能でしょう。というより、世界史教育が必要だというのなら、こうした本を高校生が読むことができるような教育をすべきだというところがあります。
 その最後の部分に登場するのが、「2011年を迎えるまで、原子力発電を支持する人々は、エネルギー問題に関する議論において、一歩先を行っているように見えていた。ところが、3月11日に、マグニチュード9.0という巨大地震が日本の東北地方の太平洋沿岸を襲い、福島第一原子力発電所にレベル7という大事故を引き起こした。原子力が世界を救うという考えは、果たして正しかったのだろうか。このような大惨事に直面して、原子力発電を推進しようとする政党など、日本にあるだろうか。これほど地震が多い国で、原発が安全だと信じる人がまだ残っているだろうか」(414頁)という文章。
 言葉が出ません。「政党はまだたくさん残っていて、それが与党を構成している」。それは「安全だと信じている人が、というより主張する人が、大量に存在しているからです」。
 この原稿は、3月16日にこのブログに載せる予定でした。

by pastandhistories | 2017-04-11 16:35 | Trackback | Comments(0)
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